レビューカテゴリ

冷蔵庫・洗濯機・掃除機・生活家電

電子レンジ・炊飯器・キッチン家電

エアコン・空調・季節家電

テレビ・レコーダー

美容家電・健康家電

カメラ・ビデオカメラ

パソコン・周辺機器・PCソフト

オーディオ・電子楽器

携帯電話・スマートフォン

電子辞書・電話・FAX・オフィス用品

インク・記録メディア・電池・電球

家具・インテリア雑貨

ゲーム機・ゲームソフト

映画・音楽ソフト

おもちゃ・ホビー

フィットネス・トレーニング機器

食料品・ドリンク・日用品・雑貨品

美容・コスメ・健康

医薬品・衛生用品・ベビー・介護

時計

工具・DIY

スポーツ・アウトドア・カー用品

文房具

アウトレット

住宅設備

リコール情報

「歩き」や「走り」を解析、シューズ向けIoTモジュールの実験に成功



 スマートフットウェアを開発するno new folk studio(nnf)、NTTドコモとハタプロのジョイントベンチャー事業である39Meisterチーム、LPWA関連機器開発を手がけるグリーンハウスは、LPWAネットワーク環境を提供するミライトのLoRaWANネットワークを活用してnnfが開発したシューズ向けIoT標準モジュール「ORPHE CORE」をLPWAに対応、運動能力や健康状態と密接な関係にある「歩き」や「走り」に関するデータを携帯回線に依存せず伝送して解析を可能にするIoTモジュールの実験に成功した。

「ORPHE CORE」(左)とシューズに取り付けるイメージ

 ORPHE COREは、対応するシューズに取り付け可能なカートリッジ型のIoTモジュールで、歩行パターンを記録したり、アスリートの運動解析を行ったりと、さまざまなシーンに対応できる。今回、ORPHE COREのフォーマットに準拠したLoRaWANモジュールを、39Meisterチームとグリーンハウスが共同で、リーン型開発手法のノウハウを導入して開発。ORPHE COREがLoRaWANに対応することで、スマートフォンなどの携帯電話回線やデータ通信回線を経由せず、歩行や走りに関するデータを直接運動解析システムに伝送してデータ連携することが可能となった。

 2020年の東京五輪開催を控え、東京ベイエリアのスマートシティとしても注目されている豊洲地区で実用性を確認。豊洲駅を中心として、新豊洲駅から枝川地区までカバーする最長2km程度のエリアで安定したデータ通信を行うことに成功した。また、シューズ内への通信デバイスの格納に関しても、10kmの歩行後できょう体へのダメージがなく、着用感についても歩行者が通常のシューズとの差異を認識することなく歩行できた。

 この結果を踏まえて、nnf、39Meisterチーム、グリーンハウス、ミライトの4社は共同で、ランニング以外にもスポーツ、フィットネス、ヘルスケアといった用途で、運動解析や見守りなどのさまざまな機能と通信インフラ・サービスを提供していくほか、自治体や保険業での健康データを活用したサービスとの連携などを目指す。



戻る



Copyright (C) 2004-2012 BCN Inc. All Rights Reserved.