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<家電ANALYSYS>ミラーレス一眼が2ケタ増、デジカメ回復のけん引役に



 2015年4月に、販売台数・金額とも前年を上回ったのを最後に、丸2年間、前年割れが続いているデジタルカメラ。しかし、昨年の年末商戦あたりから徐々に回復のフェーズに入っている。まずはミラーレス一眼が前年割れから脱した。

 15年7月から16年11月まで前年を下回っていたミラーレス一眼は、12月以降、前年を上回るペースで販売を伸ばしており、今年4月は、台数ベースで前年比111.6%、金額ベースで126.8%と久々に揃って2ケタ増を記録。税抜平均単価も7万8800円と昨年4月から14%もアップしながら販売台数増と好調だ。


 メーカー別では30%弱のシェアを維持し、オリンパスがトップ。4月は前年比127.7%と大きく伸びた。最も売れている製品は「OM-D E-M10 Mark II」だ。


 シェアを上げてきているのはキヤノン。5万円台と比較的廉価な「EOS M10」のほか、中心モデルの「EOS M3」の売れ行きも好調で、相乗効果でオリンパスの背中が見えてきた。3位はソニー。「α6000」が売れている。

 同じレンズ交換型でも、一眼レフは台数・金額とも2ケタ割れが続いており、動きは対照的。この影響でレンズ交換型デジカメに占めるミラーレスモデルの構成比も4割台まで拡大している。世界的にもミラーレスモデルの構成比は上がっており、欧米でも認められつつあるようだ。一眼レフからミラーレスへの移行も進んでいるとみられ、市場の構造が変わりつつある。(BCNチーフエグゼクティブアナリスト道越一郎)

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。

※『BCN RETAIL REVIEW』2017年6月号から転載




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