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ドコモ、4.5Gbpsの超高速5G屋外実験に成功、2020年までにサービスインへ



 NTTドコモは、エリクソンと共同で実施した第5世代移動通信方式(5G)の屋外実験で、15GHz帯の高周波数帯を用いた受信時4.5Gbps以上のデータ通信に成功したと発表した。2020年7月に開催予定の東京オリンピック・パラリンピックまでにサービスの提供開始を目指す。

エリクソンと実施した伝送実験。左から、基地局アンテナ装置と計測車、計測した通信速度

 実験は2月17日、神奈川県横須賀市にあるドコモR&Dセンタの屋外で行った。15GHz帯の高周波数帯を用いて受信時4.5Gbps以上のデータ通信に成功した。なお、昨年12月18日には、ノキアネットワークスと屋内実験を実施。70GHz帯(ミリ波帯)を用いた5Gの移動通信を実現する「ビーム追従機能」の検証で受信時2Gbps以上のデータ通信にも成功している。

ノキアネットワークスと実施した伝送実験。左から、小型基地局装置、測定装置、計測した通信速度

 ドコモは、昨年5月にAlcatel-Lucent、エリクソン、富士通、日本電気(NEC)、ノキアネットワークス、Samsung Electronicsの6社と5Gに関する実験協力で合意。さらに、ミリ波帯でのさらなる通信性能の改善や、6GHz未満の周波数帯の活用について検証を進めるために、昨年12月に三菱電機、今年2月にファーウェイとそれぞれ新たな協力について合意した。今後は、計8社と5Gの実験を推進する。

全8社と行う実験の全体像

 三菱電機との実験では、5Gの高周波数帯の超高速伝送を実現するための基礎的な実験を行う予定。多素子アンテナを仮想的に複数配置して超多素子アンテナを用いる。周波数帯として44GHz帯のミリ波、周波数帯域幅として100MHzを想定している。

 ファーウェイとは、6GHz未満の周波数帯を含む幅広い周波数帯に適用可能な周波数利用効率の改善技術についての実験を行う予定。TDDのチャネル可逆性を利用したマルチユーザMIMOや多元接続の高度化に関する実験を検討している。

 ドコモでは、2020年7月に開催予定の東京オリンピック・パラリンピックまでに、モバイル環境で競技ハイライトを臨場感のある超高精細映像や複数の角度で視聴できるマルチビュー映像を楽しめるようにするなど、最先端の通信ネットワークを提供するために5Gの研究開発に取り組んでいく。



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