目に見えるすべてを、4Kに。

SONY 4K液晶テレビ KD-55X9200A 1ウイーク モニター キャンペーン
  • えいじさん41歳ご使用の部屋の広さ:10畳

    83.7 95 85
    75 80
    • 画面
      地デジを観ると、1440x1080を3840x2160へ無理やり引き延ばした感じが出て、高画質を期待するとちょっとがっかりする。シャープさが足りなくてぼやっとした感じ。たとえて言うならば、地アナをフルHDの液晶テレビで観たような感じ。BS/CSの1920x1080を観るとそれよりはましだが、わざわざ4Kで観なくてもいいんじゃないかなとも思う。
      しかし、テレビの設定で、画質モードをダイナミックに変更すると、シャープさが向上し、色あいが豊かになり、ようやくこのディスプレイの性能を垣間見ることができる。ただし、ダイナミックモードは少々目が疲れるので、長時間視聴するには向いていないと思う。
      4Kのソースとして、簡単に入手できるものにyoutubeがあった。youtubeで「4K」や「Ultra HD」といったキーワードで検索して動画を観てみると、さすが4Kといったところで、ドットの粗さが全く気にならずにメリハリの利いた美しい動画を堪能することができた。
      youtube以外の4Kのソースが早く登場することを期待する。
      また3Dについて、ブルーレイ3Dを再生して観ると、これはまた美しくてのめり込んでしまう臨場感がある。いままでフルHDテレビで観ていたとき感じていた違和感がほとんどない。素直に3Dはお勧めできる。
    • 音
      いままでのテレビの音と比べると、高音も低音もよく出ていると思う。とくに高音が美しいと感じた。低音もサブウーハーを搭載しているためそんなに悪くない。ただし、5.1chのソースを聴くと、音のつつまれ感が物足りないと感じる。まぁ前面にしかスピーカーがないのでしかたがないところ。
      普段テレビのスピーカーから聴いている場合は、このKD-55X9200Aのスピーカーは十分満足できるレベルだと思う。ただ、自分は普段外部スピーカー(ヤマハのYSP-4300)を使用しているので、それと比べてしまうと、ちょっと物足りない。
    • デザイン
      最近はやりの狭額ベゼルではなく、両脇には存在感のあるスピーカーが付いているため、幅が非常に大きく感じる。スタンド(台座)の奥行が約40cmあるので、置く場所には注意が必要かもしれない。
      スタンドは鏡面仕上げ(つやあり)で、両脇のスピーカーもつやがあるため、はじめのうちはちょっと目障りだったが、しばらく使っているとあまり気にならなくなった。液晶、ベゼル、スピーカーがすべてフラットなので、意外とすっきりしている。好みの問題なので、購入前には実物を確認したほうがよいと思う。
      あと、オプティコントラストパネルということで、外光の反射を低減するということになっているが、全く反射しないわけではないので、期待しすぎないほうがよいと思う。
    • 機器連携
      手持ちの機器(ヤマハのYSP-4300と東芝のRD-X10)をつないでも、HDMI ARCによりHDMIケーブル1本でテレビの音声が外部スピーカーから再生可能で、HDMI CECにより電源のON/OFFや音量の調整が普通に連携し、機能的には問題ない。ただし、YSP-4300のおまかせサラウンド機能は使用できなかった(この機能は東芝と日立のテレビにしか対応しないようなので仕方ない)。
      ところで、このKD-55X9200AとYSP-4300の組み合わせだが、YSP-4300のセンターユニットをKD-55X9200Aのスタンドをまたいで設置することができなかったので(センターユニットがスタンドに乗って浮いてしまう)、センターユニットに付属のスペーサーを取り付けることでスタンドをまたいで設置した。しかしその場合、画面の下部がセンターユニットに隠れてしまい、画面を全部観ることができなくなった。そのため、この組み合わせはあまりお勧めできない(テレビを壁掛けにすれば問題ないだろう)。
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