モニター キャンペーン
  • Cameさん41歳

    70.0 90 70
    60 60
    • 画面
      20Mクラスのデータとしては非常に解像感が高く、SonyのカメラらしくJpgの画像は後処理をしない前提では素晴らしい画を記録してくれる。ローパスレスの恩恵のせいか、風景などでは画素数から考えればしっかりと解像できないレベルのテクスチャーもある程度の形を伝えてくれるので、デジタル特有の問題である解像している部分と遠景のギャップが他のモデルに比べて奥側にシフトしている気がするが、依然として解消されているわけではないので、この点に関しての評価は人それぞれだと思う。
    • 音
      Nex7やRX100に比べて煮詰まってきて使いやすい部分もあるが、もう一工夫あると劇的に操作レスポンスが改善される部分があると感じた。購買対象層を考えると、当然のごとく絞りやシャッター優先に露出補正を組み合わせる。またはマニュアルモードでの操作その両方に非常に優れたものを感じる一方、ピント周りでは折角の追尾AFとピントリンク操作による表示拡大があるのだから両方を組み合わせて使えるように設定できれば素晴らしいのにと、少し残念。レリーズタッチはボディサイズとデザインからあのようなレリーズボタンにしたのは理解できるが、ストロークが長すぎて非常に残念な感じです。
    • デザイン
      物理的にこのサイズの容量にこの画質を詰め込んだのは驚嘆に値するし、感動的であると素直に思う一方、実際の運用においてはメリットを余り感じられないのも事実、このボディーでレンズ交換が出来ればそれこそ絶対に買いなのだが、ボディの小ささ=携行性の高さとしてアピールするには中途半端なサイズだといえる(勿論人それぞれの状況・環境で違うが)。
      デザインは個人的な好みからいうと余計なものが余り付いていない印象ですっきりとしており好きといえる。
       直接デザインとは関係ないかもしれないが、今回モニターに際して付いてきたカバーとサムグリップに関していえば、カバーは実用上お話にならない。この手専用カバーを好む方は多いが、その多くがこのまま保管してカビの主原因となるので個人的には試用そのものをお勧めしないが、撮影時に関していてもフロント部分を跳ね上げるとボトムカバーと繋がってぶら下がらず、撮影現場には上部、前部のカバーパーツを持っていくこと自体が考えられない構造になっている。
       一方サムグリップは最初フィルム時代へのノスタルジーだけの使い物にならないパーツかと思ったが、試用してみると存外に使いやすく、好みは分かれる所だと思うがホールド時の安定性も向上する。が、マニュアルモードを頻繁に使う際には邪魔であった。
    • 機器連携
      プレゼントされたらとても嬉しいが、多分購入はしないカメラだと思っていたので今回試用できたのは非常に幸福だった。所有欲は満たすが実用性は思ったほど高くなく、一眼レフを携行するなら短焦点レンズを一本追加する方がメリットが多いし、持ち歩きの便利さを考えると
      沈胴式(コンパクト)>レンズを取り外せる小型ボディ(ミラーレス>小型一眼レフ)>本機のような小型レンズ一体ボディ
       になるので、もしも購入したら最初は面白がって使うがそのうち使用頻度が極端に下がるカメラになってしまうだろうと感じた。そうなるには勿体無さ過ぎる良いカメラだと思う。
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