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今回、子供の卒業式で撮影を行ったが、操作性は非常に扱いやすいと思う。今は、どのメーカーにおいても液晶画面を開いただけで電源がONとなる仕様であるが、その際に音が鳴るものが多い。そこで、マナーモードを設定できるのであるが、一緒に画面を暗くする機能までされてしまう。折角であれば、別々に設定できる方がいいと思う。操作を画面にタッチして行うのであるが、何度か設定しているうちに画面に指紋がついていた。タッチペンも付属しているが、外で撮影する際には持って行かないのではないだろうか。無くす可能性が大である。この点は、以前のモデルの方法が良かった。（HM?570）
軽さは、非常に大切な事だと思っていて、昔は、重くて新しい機種にかえた事もあるので、今回のモデルはとても良かった。

画質については、モデルからすれば適当レベルであると思うが、やはりもう少し画素があるほうが良い印象はある。今回のモデルだから不満だったのかもしれないが、また、以前モデルのHM-570と比較してしまっているかもしれない。仕様で示している画素数が、実際の撮影時には落ちてしまうのは撮影範囲の関係だと昔聞いた事がある。仕方ないのかもしれないが、実際の撮影時に500万画素は欲しいものだ。ビクターのモデルを比較すると、画素数が高いモデルと低いモデル（今回と同じ）しかない。もう一段階中くらいの画素数モデルを作って欲しい。

以前モデルの時も撮影時に感じた事があったのだが、ズーム機能を使用し撮影する時に、遠くのものに一気にズームした際、ピントを合わせる事ができずに、人の顔がボケたままでピントが合わない事があった。それでは困るので、一旦、ズームを解除して、再度、ゆっくりズームした。オートフォーカスできると思っていて、ズームしてピントが合わないと焦ってしまう。臨機応変に対応できればいいが、そのままピントが合うまで待っても合わずにボケたままだとがっくりしてしまう。
手ぶれ補正機能は非常に良かった。今は、どのモデルにもついている機能であるが、三脚を使用しない限りは絶対ぶれてしまうため、この機能は良いと思うし、今回の撮影も良く制御できていた。

デザインは大変コンパクトにできており、さらに軽く、持ち運びに便利である。ただし、今回使用していて、右手でもって、ベルトを締めて撮影するのであるが、手のひらが当たる部分に熱を持っていた。以前モデル（HM-570）ではこのような事はなかった。熱くて持てない程ではないが、ちょっと気になった。コンパクトにするための犠牲なのか不明であるが、ちょっと残念。それ以外は、特に気になるところはなかった。他メーカーとの比較はしていないが、一般家庭で使用するビデオカメラは、お母さん達が使用するため、軽さとコンパクトさはとても重要な部分だと思っており、それはビクター製品は良いと思う。