スペック詳細

タスカム DR-22WLVER2-J リニアPCMレコーダー
発売日:2017年6月10日

●本体だけで高音質録音、本格的なX-Y方式ステレオマイクを搭載
2つの単一指向性マイクユニットは、X-Y方式でのステレオ録音を採用。同一軸上に振動版が重なるようにレイアウトされています。X-Y方式では程よいステレオ感を持ちながら、中抜けの良いサウンドを得ることができます。大音量でも歪まないマイクユニットですので、大音量環境においても臨場感あふれる録音ができます。加えて、マイクカプセルの保持にショックマウント構造を採用。デジタル一眼レフカメラに乗せる場合も、効果的に振動を吸収します。

●大型LCDとシーンダイヤルによるシンプルでわかりやすいインターフェース
8つのシーンを持つシーンダイヤルは、それぞれのシーンに異なるセッティングがプリセットされています。シチュエーションに合わせて機能が自動的にセッティングされ、録音ボタンを押すだけで最適なレコーディングができます。もちろん、[M:マニュアル]を選択すれば、手動でセッティングすることが可能です。128×128ドットの大型LCDの下部には状況に合わせて次に必要な操作が表示され、4つのファンクションキーを使って選んでいくだけの簡単操作。使いこなすことができるハンディレコーダーです。

●タッチノイズ無縁のローノイズレコーディング
Wi-Fi送受信機を内蔵しているため、無償の専用アプリ「DR CONTROL」を活用することで手を触れずにレコーディングが可能です。アプリ経由での操作は録音、停止だけでなく、入力レベル調節やメーター監視も可能。録音に必要な操作、情報確認がすべてWi-Fi経由で実現します。加えて、Wi-Fi経由で録音後の音声確認も可能です。スマートホンに接続されたヘッドホンを介して、音質のチェックをすることができます(※ワイヤレス再生モニタリング機能は、録音後の音声確認を想定した機能のため、入力音のリアルタイムモニタリングには対応しておりません)。

●録音後はスマホ経由でその場からSNSへ
Wi-Fiによるメリットは録音時にとどまりません。音声ファイルは、Wi-Fi経由でスマートホンやパソコンに転送可能。また「DR CONTROL」からはOS標準のメールアプリやメモアプリ、Dropboxなどに音源を共有することが可能です(※インターネット上への投稿には、スマートホンがインターネットに接続できる環境が必要です)。

●操作を簡略化できる複数の自動化機能
本格的な録音機でありながら、誰でも簡単に高音質録音がお楽しみいただけるような数々の自動化機能を搭載。録音の自動化機能はもちろんのこと、ファイル整理に活躍する機能も搭載。複雑な操作をすることなく、クオリティの高い音源をつくることができます。

●オーバーダビングとリバーブエフェクトで音楽制作への活用も
録音だけでなく、音楽制作に活用できる機能も備えています。オーバーダビング機能は既存の音源に新たな音を重ねることができる機能で、カラオケにソロパートを重ねる、同じ楽器を多重録音してハーモニーを構成するといった活用が可能です。リバーブエフェクトを併用すれば、本格的な録音を本機だけで制作することができます。

【仕様】
本体サイズ 幅52.2×高さ155×奥行36.6mm
本体重量 123g(電池含まず)、170g(電池含む)
記録メディア microSDカード(64MB~2GB)、microSDHCカード(4GB~32GB)、microSDXCカード(48GB~128GB)
ファイルフォーマット WAV/BWF(44.1/48/96kHz、16/24bit)、MP3(44.1/48kHz、32/64/96/128/192/256/320kbps)
チャンネル数 2チャンネル
電源 単3形電池2本、USBバスパワー、別売ACアダプター(PS-P520E)
消費電力 1.7W(最大時)
電池持続時間 アルカリ乾電池(EVOLTA)使用時:約13時間、ニッケル水素電池(eneloop)使用時:約11.5時間(※ともに2CH、WAV、44.1kHz 16bit時)
付属品 4GB microSDHCカード、USB接続ケーブル、動作確認用単三形電池2本、取扱説明書(保証書付)