スペック詳細

PRIMARE(プライマー) A34.2 BLK/K パワーアンプ フロント:ブラック/トップ:ブラック

●ステレオ/ブリッジモード
出力150W × 2(8Ω)のステレオパワーアンプモードと、ブリッジモードとして出力300W×1(8Ω)のモノラルパワーアンプの2つの駆動方式が選択可能。
ブリッジモード時はフルバランス駆動となり、A34.2の本領が発揮され最大出力が増えるだけでなく、チャンネルセパレーションの向上と、より余裕のあるパワフルなサウンドを実現します。

●UFPD(Ultra Fast Power Device)
トランスを使用したA級やAB級アンプ等とは違い、スイッチングアンプで微小信号の増幅を行うのは非常に困難です。しかしこのUFPDはフルレンジフィードバックを可能とする技術で全帯域にわたって変動の無い様、常に26dBのフィードバックをか ける事で、パルス出力の歪をほぼ完璧に排除しさらに安定した出力を取り出す事に成功しました。
起動時に「過電流」 「クリッピング」「非常にスピーディーな立ち上がり時」等の、アンプに起きているあらゆる現象を正確に把握してフィードバックを行い、安定的にアンプをコントロール。フィルターの出力の変化を正確に感知して、全帯域にわたってその変化に応じたフィードバックを行います。この正確な全帯域でのフィードバック コントロールにより周波数、スルーレート、大きなインピーダンスの変化にも対応し、全周波数帯域においてどのようなスピーカーの不可変動にも安定・正確に コントロールします。
UFPDの回路構成はディスクリート構成でスイッチング回路とその後のフィルターを構成するのではなく、フィード バックを行う形式を採用しており、一つのデバイスでアンプ回路とフィルターを一体型にして装備。これにより高速かつ広帯域で不可変動に影響されないフィー ドバックが可能となり、超低歪で非常に正確な再生を可能にしています。

●PFC(Power Factor Control)
Primare独自の優れた電源回路です。PFCはPower Factor(力率)の制御によって電源電流をメイン電圧と同一周波数・同一位相の正確なサイン波になる様に制御し、高調波や電磁波妨害を低減。
PFCを 搭載したPrimareのアンプと同じ電源に接続される他の機器にも影響を及ぼさない効果もあり、非常にクリーンな電源環境によりシステム全体での電源環境を向上。音質にも貢献します。

●プリアンプステージ
オペアンプにBurr-Brown OPA2134とAnalogue Devices AD8512を使用したプリアンプステージを構成。ゲインをアンバランスRCA/30dB、バランスXLR/24dBで維持し、入力インピーダンスも15kΩで安定させています。


【仕様】
S/N比: -105dBv (20Hz-20kHz unweighted)
入力系統: アンバランス RCA(L/R)× 1系統、バランス XLR(L/R)× 1系統
入力インピーダンス: 15kΩ(アンバランスRCA/バランスXLR)
コントロール端子: RS232、 Trigger out
消費電力: アイドリング時: 24W、スタンバイ時: 0.3W
寸法: (W)430 × (H)106 × (D)380 mm
重量: 10.6kg