スペック詳細

PRIMARE(プライマー) I32 TAN/K プリメインアンプ フロント:チタン/トップ:ブラック

●UFPD(Ultra Fast Power Device)
トランスを使用したA級やAB級アンプ等とは違い、スイッチングアンプで微小信号の増幅を行うのは非常に困難です。
しかしこのUFPDはフルレンジフィードバックを可能とする技術で全帯域にわたって変動の無い様、常に26dBのフィードバックをかける事で、パルス出力の歪をほぼ完璧に排除しさらに安定した出力を取り出す事に成功しました。
起動時に「過電流」 「クリッピング」「非常にスピーディーな立ち上がり時」等の、アンプに起きているあらゆる現象を正確に把握してフィードバックを行い、安定的にアンプをコントロール。フィルターの出力の変化を正確に感知して、全帯域にわたってその変化に応じたフィードバックを行います。この正確な全帯域でのフィードバック コントロールにより周波数、スルーレート、大きなインピーダンスの変化にも対応し、全周波数帯域においてどのようなスピーカーの不可変動にも安定・正確にコントロールします。
UFPDの回路構成はディスクリート構成でスイッチング回路とその後のフィルターを構成するのではなく、フィードバックを行う形式を採用しており、一つのデバイスでアンプ回路とフィルターを一体型にして装備。これにより高速かつ広帯域で不可変動に影響されないフィー ドバックが可能となり、超低歪で非常に正確な再生を可能にしています。

●PFC(Power Factor Control)
Primare独自の優れた電源回路であるPFCは、Power Factor(力率)の制御によって電源電流をメイン電圧と同一周波数・同一位相の正確なサイン波になる様に制御し、高調波や電磁波妨害を低減。
PFCを搭載したPrimareのアンプと同じ電源に接続される他の機器にも影響を及ぼさない効果もあり、非常にクリーンな電源環境によりシステム全体での電源環境を向上し、音質にも貢献します。

●OLEDディスプレイ
フロントディスプレイには非常に視認性が高い白色有機OLEDディスプレイを採用。デジタルコントロール部とディスプレイをフロントパネル部に集約しメインの基盤と切り離すことにより、互いの干渉を防ぎ、高音質化にも配慮しました。

●リモートコントロール
システムリモコンC24を標準装備。1台のリモコンで全てのPrimare対応機器の操作が可能です。


【仕様】
出力: 120W×2 (8Ω)/230W×2 (4Ω)
周波数特性: 10Hz-20kHz(-0.5dB)
S/N比: -100dBv
THD+N: 0.05%未満(20Hz -20kHz/10W 8Ω)
入力系統: アンバランス RCA(L/R)× 3系統、バランス XLR(L/R)× 2系統
入力インピーダンス: 36kΩ(アンバランスRCA/バランスXLR)
出力系統: Pre Outアンバランス RCA(L/R)× 1系統、Rec Outアンバランス RCA(L/R)× 1系統
出力インピーダンス: 94Ω
コントロール端子: RS232、 Trigger out、 IR in/out
消費電力: アイドリング時: 31W、スタンバイ時: 0.2W
寸法: (W)430 × (H)106 × (D)380 mm
重量: 11.0kg