スペック詳細

シグマ 交換用レンズ SIGMA A 19mm F2.8 DN (マイクロフォーサーズ用) ブラック
JANコード:0085126929732
発売日:2013年3月22日

■ミラーレスカメラ専用高性能広角レンズ
マイクロフォーサーズシステムで38mm相当(35mm判換算)の高性能な広角レンズ。
グラスモールド非球面レンズを3枚採用、ディストーション、像面湾曲を良好に補正。
フォーカシングによる収差変動を抑えるインナーフォーカス方式の採用により、近距離から遠景まで高画質を実現します。
スーパーマルチレイヤーコートの採用により、フレア・ゴーストの発生を軽減。
コントラストの高い描写性能を発揮します。
シグマはすでにミラーレスカメラ専用交換レンズとして定評をいただいている、このSIGMA 19mm F2.8 DNと、SIGMA 30mm F2.8 DN、そして今回新たにSIGMA 60mm F2.8 DNをラインナップ。
広角、標準、中望遠と使い分けもでき、ミラーレスカメラでのレンズ選択の幅を広げました。

■画面周辺まで高い描写力を発揮
光の波長によってガラスの屈折率が異なるため、色ごとに結像点がずれる現象を色収差といいます。
望遠系のレンズで強く現れやすく、画質を悪化させる原因となっています。
これらの色収差を取り除くため、色による屈折率の差が少ない凸レンズと色による屈折率の差が大きい凹レンズを組み合わせて、軸上色収差を抑えていましたが
それでもわずかな残存色収差=二次スペクトルが残ってしまいました。
シグマは、従来方式のレンズでは取り除くことができなかった残存色収差=二次スペクルを徹底的に除去するために
二次スペクトルの補正能力の高い特殊低分散ガラスを多くのレンズ製品に導入し、高性能化を図っています。
現在、シグマ独自の特殊低分散ガラスは、ELD(Extraordinary Low Dispersion)ガラス、SLD(Special Low Dispersion) ガラス、FLD(“F” Low Dispersion)ガラスの3種類があります。
特にFLDガラスは、分散性が極めて小さく、異常分散性が高い「蛍石」と同等の性能を持つ、透過率に優れた超低分散ガラスです。
これらのガラスを効果的に使用、適切なパワー配置により、残存色収差を極限まで補正し、優れた描写性能を実現しています。

■新開発、独自のMTF測定器「A1」で最高製品
優れたレンズには、よい設計、よい製造、よい検査の3条件が必要です。
考え抜かれたコンセプトと、高度で精巧な日本の製造技術から生まれたレンズの最後の決め手となるのは、レンズの性能評価です。
従来までは、一般的なイメージセンサーを使ったMTF測定器を用いてレンズの性能を測定してきましたが、今回新たに、4、600万画素Foveonダイレクトイメージセンサーを用いたMTF測定器「A1」を独自開発。
シグマ唯一の生産拠点である会津工場では、今後新しいプロダクト・ラインはすべて、この「A1」で全数検査を受けてから出荷していきます。
これまで検出できなかった高周波成分の検査までも可能になり、すべての製品において「最高性能」が実現されます。

■4、600万画素Foveonダイレクトイメージセンサー
センサーサイズ23.5×15.7mmのフルカラーFoveon X3ダイレクトイメージセンサーは、有効画素数4、600万画素(4、800×3、200×3層)、記録画素数4、400万画素(4、704×3、136×3層)を実現。
Foveon X3ダイレクトイメージセンサーは、RGB全色を3層で取り込むことができる画期的なフルカラーイメージセンサーで、原理的に偽色が発生しない為
ローパスフィルターを必要とせず、光と色の情報を余すことなく取り込むことができます。
4、600万画素の高画素のフルカラー情報により、立体的で臨場感のある精緻な画像が得られます。


レンズ構成:6群8枚
最小絞り:F22
フィルターサイズ:φ46 mm
画角:59.3°(ソニーE マウント73.5°)
最短撮影距離:20cm
最大倍率:1:7.4
最大径×全長:φ60.8mm×45.7mm 絞り羽根枚数:7 枚(円形絞り)
重さ:150g