スペック詳細

KIMBER(キンバー) 8TC/2.5M/BARE スピーカーケーブル Pre-stripped 2.5m

●へリックス・ブレイド構造
KIMBER KABLEのお家芸ともいえるへリックス・ブレイド構造を採用。へリックス・ブレイドとは、4ペア以上の導体(8TCの場合は8+8で16本の導体)を、±それそれ反対の方向に、螺旋状に、まるでメイポールのように編込み、複雑で、とても美しい外観を持つ構造です。このへリックス・ブレイド構造により、KIMBER KABLEのスピーカーケーブルは、外部干渉からのRFノイズをキャンセルし、またケーブルそのものがノイズを輻射することを防止します。また、シールド線を持たないため、伸びやかで開放感のある自然なサウンドが実現されます。※一般的なツイストペア・ケーブルでもシールド線なしに、RFノイズを低減させることが可能です。しかし、ツイストペアがどちらの導体も同方向にねじり合わせているだけなのに対し、へリックス・ブレイド構造の場合、±のペア導体を4組以上で反対方向に撚り合わせていますので、その場合、RFノイズのキャンセルだけでなく、ケーブルの直列インダクタンスを大幅に低減=伝送特性を向上させるという大きなメリット=高音質化が加わります。

●ニトロゲン・アシスト・ハンドクラフト・ターミネーション
KIMBER KABLEのすべてのターミネーション作業(ハンダ付けやコネクタの取り付け)は、米国のKIMBER本社工場でのみ、完全手作業で行われています。すべてのワークステーションには最新の窒素支援型ハンダ付けユニット(ニトロゲン・アシスト)が装備されています。この技術は、より低い温度でのハンダ付けを可能にし、空気を遮断しハンダ付け箇所の酸化を防ぎ、従来の方法よりも電気的にも優れた方法で、最終的に音質に対し大きなアドバンテージとなります。また、この作業のすべては熟練のクラフトマンによって施されます。ケーブルの長さよりも端末と端子との圧着の強さによって、驚くほど抵抗値が変化してしまうこともあります。特に、加工の難しい8TCシリーズでは、切り売りのケーブルをDIYで仕上げたときとは、外観の仕上がりのみならず音質にも大きな差となって表れます。