スペック詳細

KIMBER(キンバー) 8TC/2.5M/PM スピーカーケーブル 2.5m 両端Yラグ付(PM33)

●ヘリックス・ブレイド構造
キンバーケーブルのお家芸ともいえるヘリックス・ブレイド構造を採用。
ヘリックスブレイドとは、4ペア以上の導体を(8TCの場合は8+8で16本の導体)を、±それぞれ反対の方向に、らせん状に編込み、複雑で美しい外観を持つ構造です。
この構造により、キンバーケーブルのスピーカーケーブルは、外部干渉からのRFノイズをキャンセルし、またケーブルそのものがノイズを輻射することを防止します。
また、シールド線を持たないため、伸びやかで開放感のある自然なサウンドが実現されます。
※一般的なツイストペア・ケーブルでもシールド線なしに、RFノイズを低減させる事が可能です。
 しかしツイストペアがどちらの導体も同方向にねじり合わせているだけなのに対し、ヘリックス・ブレイド構造の場合、±のペア導体を4組以上で反対方向に拠り合わせていますので、その場合、RFノイズのキャンセルだけでなく、ケーブルの直列インダクタンスを大幅に低減=伝送特性を向上させるという大きなメリット=高音質化が加わります。

●ニトロゲン・アシスト・ハンドクラフト・ターミネーション
キンバーケーブルのすべてのターミネーション作業(ハンダ付けやコネクタの取り付け)は、米国キンバー本社工場でのみ、完全手作業で行われています。
すべてのワークステーションには最新の窒素支援型ハンダ付けユニット(ニトロゲン・アシスト)が装備。
この技術により、より低い温度でのハンダ付けが可能で従来の方法よりも機械的にも電気的にも優れ、最終的に音質に対して大きなアドバンテージとなります。
また、この作業のすべては熟練のクラフトマンによって施されます。
ケブルの長さよりも端末と端子との圧着の強さによって、驚くほど抵抗値が変化してしまう事もあります。
特に、加工の難しい8TCシリーズでは、切売のケーブルでDIYで仕上げた時とは、外観の仕上がりのみならず音質にも大きな差となって表れます。