スペック詳細

シグマ 50mm F1.2 DG DN 交換用レンズ Art ライカLマウント用
発売日:2024年4月18日

●開放値F1.2の明るさに、SIGMA Artライン最高レベルの描写力。しかもクラス最軽量※
常に新しい表現の可能性と驚きを生んできたArtラインから、常識を超える50mm F1.2の登場です。SIGMAがこのレンズで重視したのは、絞り開放から申し分なく使える描写力。そしてその性能をあらゆるフィールドで発揮させる携行性です。描写に関しては開放から全フォーカス域で高い解像力を実現するとともに、F1.2の大きなボケの美しさにも注力。その上で、無駄を削ぎ落したレンズ構成と機構設計により、大幅な小型軽量化に成功しています。推力はそのままに体積を削減した新方式のHLAによる高精度AFなど、プロフェッショナルユースにも適応する充実の機能を搭載。写す全てと撮影体験さえも特別なものに変える極上のArt F1.2、どうぞご堪能ください。※ AF対応、35mmフルサイズミラーレスカメラ用の50mm F1.2交換レンズとして(2024年3月現在、当社調べ)

●開放値F1.2の明るさと、最短から無限遠までの高い解像力
最新の光学設計により、各収差を徹底的に抑制した高い解像力を絞り開放から実現。どんな場面でも、色にじみなく精細に描写することができます。また、近距離性能の向上に有利なフローティングフォーカスの採用により、最短から無限遠にいたる全域で安定した高水準の画作りが可能です。

●色にじみのない豊かで美しいボケ
球面収差、サジタルコマフレア、軸上色収差といった諸収差を良好に補正することで、ピントの合った面から色にじみのない滑らかで自然なボケ描写を実現しました。二線ボケも抑制されているので、とろけるようなボケ味を表現に活かすことができます。

●13枚の絞り羽根による円形絞り
SIGMA初となる13枚の絞り羽根を採用。開放から絞り込んでも円形を維持します。非球面レンズの面精度を極限まで高めることで、滑らかで美しい玉ボケ表現を可能にしています。

●フォーカスブリージングを抑えた設計
フォーカス群の配置と非球面形状の最適化により、フォーカスブリージングを大幅に抑制。ピント移動による画角変化が少ないので、動画撮影におけるフォーカス送りの自然な表現が可能です。

●フレア、ゴーストに配慮した設計
画質を低減させるフレア、ゴーストに関しては、最先端のシミュレーション技術をもとに、あらゆる条件の入射光に対し対策を行っています。高い逆光耐性により、どんな光の条件下でもクリアで抜けの良い撮影が可能です。

●新方式を採用したデュアルHLA採用
高い駆動精度と静粛性が特徴のリニアモーターHLA(High-response Linear Actuator)から、推力はそのままに体積を大幅に削減した新方式を開発。2つのフォーカス群それぞれに採用しています。この技術革新により、高速なAF撮影とコンパクトなレンズボディの両立が実現しました。

●極限まで削ぎ落したレンズ構成と機構設計
高屈折率硝材と非球面レンズ4枚を採用しつつ、ガラス1枚1枚を極限まで薄型化。薄いレンズを高精度に加工することには困難が伴いますが、SIGMA唯一の生産拠点、会津工場の技術がこの難しい量産を可能にしています。さらに、フローティングフォーカスにより高い性能を確保しつつ全長を短縮し、コンパクトなレンズ構成にまとめています。機構設計においても軽量化を追求し、各パーツを無駄なく削ぎ落していくことで、745g※のクラス最軽量を達成しました。※ Lマウント用の数値です。

●各種撮影アシスト機能を搭載
任意の機能を割り当てられるAFLボタンを搭載。絞りリングに加え、絞りリングのロックスイッチと、クリックのオンオフを切り換えられるクリックスイッチも搭載しています。

●防塵防滴構造※・撥水防汚コートを採用
防塵防滴仕様のボディに加え、レンズ最前面には撥水防汚コートが施されているため、屋外の厳しい環境下でも安心して撮影できます。※ 防塵・防滴に配慮した構造となっており、防水構造ではありません。水辺などでの使用では、大量の水が掛からないように注意してください。水がレンズ内部に入り込むと、大きな故障の原因となり、修理不能になる場合があります。
 

【仕様】
レンズマウント:ライカLマウント
レンズ構成:12群17枚
最小絞り:F16
フィルター径:φ72mm
画角 (35mm判):46.8°
最短撮影距離:40cm
最大径 × 全長:φ81.0mm x 108.8mm
絞り羽根枚数:13枚(円形絞り)
最大撮影倍率:1:6.2
重さ:745g