スペック詳細

 ソニー 3D対応ヘッドマウントディスプレイ HMZ-T1

 極限まで深い黒が生みだす「高コントラスト」
 自発光方式の有機ELパネルは、黒の表示をする際に発光をゼロの状態にして、圧倒的な高コントラスト比を実現できます。また、映像本来のより美しく深い黒表現するために、映像を解析して、自動的にコントラストを補正する「コントラストリマスター」や映像全体の陰影を損なうことなく、つややかな黒を再現する「クリアブラック」など、高画質機能を搭載。イルミネーション輝く夜景や、大輪の花火が放つ強いきらめきをそのままに美しく描きだします。



 ・クロストークが発生しない「デュアルパネル3D方式」
 人はものを見るとき左目と右目でわずかに異なった像を見ています。これを「視差」と呼び、3D映像はこの視差を利用して再現されています。一般的な3D映像の表示方式には、1枚の画面上で、左目用と右目用の映像を高速に切り替えて表示するフレームシーケンシャル(FS)方式や、左目用、右目用の映像を走査線ごとに、ひとつおきに表示するライン・バイ・ライン(LBL)方式などがあります。FS方式では左右それぞれの映像が混ざり合って二重に見えるクロストークが起きやすく、LBL方式では画素数が半分になり画質が低下します。本機は、左目用と右目用に2枚のHDパネルを搭載し、それぞれに独立した3D映像を表示する「デュアルパネル3D方式」を採用。クロストークがまったく発生せず、3D表示による解像度の低下もありません。また、偏光板やシャッターを必要としないので2D映像と同じ明るさで3D映像を再現できます。この画期的方式から生まれる高純度の3D映像は、従来の3Dが提供する立体感の域を超えて、あたかも映像の世界が目の前に存在するかのような現実感をもたらしてくれます。
 ・独自の光学レンズが生みだす「広視野角45度の映像」
.本機は、映画館並みの映像空間を創出するために独自の光学レンズを採用し、45度の広視野角を実現しました。迫力のある画面で3D映像を楽しめるのはもちろん、スクリーンの字幕も無理なく読み取れます。


 ディスプレイ
 ・パネル:有機ELパネル x 2
 ・画素数(水平×垂直):1280x720
 ・アスペクト比:16:9
 ・視野角:約45度
 ・仮想画面サイズ:750インチ(仮想視聴距離 約20m)
 ヘッドフォン
 ・ヘッドホンタイプ:オープンエアダイナミック型
 ・感度:106dB/mW
 ・再生周波数帯域:12-24,000Hz
 ・インピーダンス:24Ω
 ・最大入力:1,000mW(IEC)
 視聴調整機能
 ・レンズ間隔調整:5段階

 ・バーチャルサラウンド(5.1ch)
 ・音質モード:スタンダード、シネマ、ゲーム、ミュージック

 ・ヘッドマウントユニット(幅×高さ×奥行) :約210×126×257mm(ヘッドバンド部含む。可動部最小)
 ・プロセッサーユニット(幅×高さ×奥行):約180×36×168mm(最大突起含む)
 ・ケーブル長:3.5m(ヘッドマウントユニット-プロセッサーユニット間)
 ・質量:約420g(ヘッドマウントユニット)※ケーブル除く/600g(プロセッサーユニット)