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Amazonも導入、流通業のロボット活用は接客よりバックヤードか



 アマゾンジャパンが、ロボット技術を活用した新たな物流拠点「アマゾン茨木FC(フルフィルメントセンター)」を今年9月に開設すると発表した。目的の商品棚が作業員の前まで自分で移動するシステム「Amazon Robotics」を活用した国内2件目の拠点となる。

ロボット技術を活用したアマゾン茨木FC(フルフィルメントセンター)

 通常の物流拠点では、顧客の注文に応じて作業員が商品棚の間を動き回り、必要な商品をピッキングする。このため、発送までの時間が作業員の習熟度に依存していたほか、身体的負担も大きかった。

 Amazon Roboticsでは、商品棚の下に扁平型のロボットが入り込み、作業員のいる場所まで商品を棚ごと搬送する。作業員は作業場所に設置されたディスプレイの指示に従って棚から商品を取り出す。ロボットは商品棚を最適なルートで運ぶので、商品を揃えるまでの時間が短縮・平準化されるほか、棚の間に人が通るスペースも不要となるので倉庫スペースの使用効率も向上する。

 流通業でのロボットの導入というと、ソフトバンクロボティクスの「Pepper」に代表される、AI(人工知能)よる対話機能を集客・接客業務に活用する事例が多く紹介されているが、現状では話題づくりの側面が大きく、効率化の観点では、作業内容を定型化しやすいバックヤード業務のほうが導入効果は大きい。

 ピッキング作業を効率化するロボットにもAIの応用は広がっており、国内ではPreferred Networksが音声による作業指示が可能な技術を発表しているほか、日立製作所はディープラーニングを応用し、走行中の搬送台車に乗る商品をロボットアームでピッキングする制御技術を開発している。



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