新製品情報

レビューカテゴリ

AV・情報家電

生活家電

パソコン

カメラ

携帯電話・スマートフォン

時計

映画・音楽ソフト

ゲーム・電子楽器・電子文具関連

オフィス用品・文具

キッチン・日用品・雑貨

防災・セキュリティ

ペット用品

ファッション

美容・コスメ・健康

スポーツ

おもちゃ

アウトドア

工具・DIY

寝具

家具・インテリア雑貨

車・車用品

リコール情報

「ノッチあり×有機EL」スマホや4K有機ELテレビ増加の裏にニコンあり



 Appleの「iPhone X」の発表以降、ディスプレイの一部にノッチ(切れ込み)のあるデザインのスマートフォンが増えた。「iPhone X」はもちろん、Android搭載スマートフォンでも、今年に入り、海外で発表された有力メーカーの最新機種は、いずれもノッチがあり、ディスプレイは従来の液晶に比べ、黒の発色が濃くキレイな有機ELディスプレイだ。

日本でも販売中のAppleの「iPhone X」と、海外発表済みで、国内でも販売されると思われる(しかもドコモから?)ノッチありデザインの「HUAWEI P20 Plus」

 こうしたデザインの変化は、カメラメーカーとして知られるニコンの精機事業の主力の一つ、FPD露光装置の最新機種によるところが大きいだろう。

 半導体露光装置/FPD露光装置は「史上最も精密な機械」と呼ばれ、FPD露光装置に関してはニコンとキヤノンの2社の寡占市場。しかも1台が非常に高額なため、販売実績は会社の業績に大きく影響する。また、納入先は主に海外であり、iPhoneが販売不振だと、日本のメーカーに悪影響が出るといわれるわかりやすい一例だ。

 「iPhone X」はもちろん、「HUAWEI P20 Plus」や「ZenFone 5」向けのディスプレイの製造には、第6世代のプレートサイズに対応する最新機種「FFX-68S」が用いられている可能性が高い。

 また、18年第3四半期から販売を開始した新製品「FX-103S/FX-103SH」は、第10.5世代のプレートサイズに対応し、4Kテレビや今後普及が期待される8Kテレビ、高精細タブレットの液晶パネル、有機ELパネルなどの量産に最適な装置だ。

ニコンのFPD露光装置「FX-103S」

 5月のGW明け後、ソニー、パナソニック、東芝が相次いで4K有機ELテレビを発表。タイミング的に、「FX-103S/FX-103SH」の登場が寄与しているとみられる。これまでも、そして今後も、ディスプレイの高精細化とデザイン面の変化、それを支えるFPD露光装置の進化は続くだろう。(BCN・嵯峨野 芙美)



戻る



Copyright (C) 2004-2012 BCN Inc. All Rights Reserved.