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普及価格帯で勝負、ブルーエアから2万円切りの空気清浄機



 セールス・オンデマンドが販売代理店となり、日本で販売を開始して8年。高級路線を維持してきたスウェーデンの空気清浄機ブランド「ブルーエア」が普及価格帯で勝負に出る。10月25日に発売する新製品「Blue Pure 411」は、税別1万8000円。税込みでも2万円を切り、ぐっと手頃になった。

サイズもプライスも抑え、従来の高嶺の花というイメージを覆す「Blue Pure 411」

 2016年9月に発表した「Blue by Blueair」シリーズの最新モデルという位置付けで、360°の吸引機構や上部の吹き出し口、ワンボタンのインターフェースなどは共通。デザインはキューブ型ではなく、直径200mmの円筒形。最大22m2(13畳)まで対応し、一般的なワンルームの住居であれば十分にカバーできる。

 ホコリなどの大きな粒子を除去する脱着可能・水洗いOKなプレフィルターもユニークだ。本体のフィルターに被せることができ、室内のインテリアに応じて使い分けられるように、3色のカラーバリエーションを用意する。製品には付属するプレフィルターはディーバブルー。サフロンレッドとダークシャドウは税別1000円で購入可能だ。

カラフルなプレフィルターは水洗いして繰り返し使える

 加湿・除湿などの付加機能は搭載せず、“空気清浄”という本来の機能に特化。細かな粒子を除去するメインフィルターはメンテナンス不要で、半年に一度丸ごと交換する形式をとっている。従来のシリーズだと、この専用フィルターが8000~1万8000円程度と高く、購入を躊躇する要因にもなっていたのだが、「Blue Pure 411」は、交換スパンは変わらず、税別3000円と大幅に安い。

 セールス・オンデマンドでは、販路としている家電量販店や百貨店の取り扱い店舗数を現在より拡大する方針。同社の室崎肇社長によると、ボリュームゾーンの1~3万円台の空気清浄機は、リビングだけでなく寝室やキッチンなどピンポイントで使用される比率が高いといい、「Blue Pure 411」は、そうしたニーズを取り込む。(BCN・大蔵 大輔)



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