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【IFA 2017】MRとゲーミングPCでジャンプアップを狙うAcer



【ドイツ・ベルリン発】長かったPC冬の時代を、MR(Mixed Reality)が一変させるかもしれない。AR/VRを包括する現実とCGが混ざり合うリアリティを実現するもので、10月にマイクロソフトがリリースするWindows 10 Fall Creators Update(Windows 10 FCU)から本格対応する。360度カメラや360度オーディオ、MRゴーグルとコントローラー、そしてハイパワーなPCが必要になり、新たな需要も期待できる。

 これらすべてのデバイスをカバーするPCメーカーの一つがAcerだ。ベルリンで開催されている「IFA 2017」に先立って8月30日にプレスイベントを開催、Jason Chen 社長兼CEOが自らプレゼンし、その優位性をアピールした。

撮影、編集、SNSへのUPなど1台ですべてこなす360度カメラHolo360

 「Holo360」は、同社が4月にニューヨークで発表した360度カメラで、今回、その全貌が明らかになった。360度の静止画撮影はもちろん、4K動画の撮影が可能。LTE接続もサポートし、これ1台で撮影、視聴、編集、SNSへのシェアリングとなんでもこなす。CPUはクアルコムのSnapdragon 625、OSはAndroid 7.1を採用した。プレスイベントでは、実機の前に常に人だかりができていた。

MRの構成要素の一つともいえる360度カメラの新モデル「Xtro360」を紹介するAcerのJason Chen 社長兼CEO

 さらに上位モデルの「Xtro360」も新たに発表した。360度撮影用のカメラユニットとレンズ2つに加え、通常の写真を撮影するためのカメラも内蔵する。ライブストリーミングや360度サウンドをが新たな特徴で、Holo360より大きな画面と高速なCPUを搭載する。さらに、同じく世界初のLTE対応4K・360度ドライブレコーダー「Vison360」も発表した。スマホ経由で本体にアクセスでき、車から離れていても映像が確認できる。

世界初のLTE対応4K・360度ドライブレコーダー「Vison360」

 同社が開発した、ファンレスのの却システム「リキッド・ループ」システムをCPU側とGPU側の2系統搭載した2in1 PC Switch 7 Black Editionも発表した。

 Chen CEOのテンションが最も高まったのが新しいゲーミングPCだ。なかでもデスクトップの「PREDATOR ORION 9000」は、最上位の「Skylake-X」CPU、Core i9-7980XE Extreme Edition(18コア)を搭載。グラフィックスカードにAMDの「Radeon RX Vega 64」を最大4枚搭載できるなど超ド級のスペックを誇る。間もなく訪れる8K表示にも対応できる最上級のゲーミングマシンだ。

超ド級のゲーミングマシン「PREDATOR ORION 9000」

「Windows Mixed Reality Headset」とマイクロソフトのVRコントローラーを使ったデモンストレーション

 プレスイベント会場では、マイクロソフトが10月にリリースするWindows 10 Fall Creators Update(Windows 10 FCU)に対応するゴーグル「Windows Mixed Reality Headset」とマイクロソフトのVRコントローラーのデモも行った。(BCN・道越一郎)



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