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タッチの次は握り? HTCのフラグシップスマートフォン「HTC U11」



 HTC NIPPON(HTC)は5月16日、握ることでカメラやアプリが起動して操作できるAndroidスマートフォン「HTC U11」を発表した。AI学習によるレコメンド機能や、「Google Assistant」「Amazon Alexa」にも対応。2017年夏のフラグシップモデルとして、大手キャリアから販売される予定。

全面ガラス曲面デザインで、アイス ホワイト、アメイジング シルバー、サファイア ブルー、ブリリアント ブラックの4色で展開する

 5月18日には、東京・品川でHTCのファン向けイベント「HTCサポーターズクラブ キックオフミーティング」を開催し、「HTC U11」を披露した。イベントではHTCの児島全克代表取締役社長が挨拶し、「HTC U11はふつうとは違うものを求めるユーザーがターゲット。今までは男性向けの端末ばかりだったが、今回は女性にも使ってもらえるはず」と、製品の狙いを語った。

児島全克社長

 「HTC U11」には大きな特徴が三つある。一つ目は、側面に実装した独自のセンサによって、端末の側面を握るだけでカメラやアプリを起動・操作できる世界初の機能「エッジ・センス(Edge Sense)」。握る時間が短いか遅いかの二択で感知し、それぞれに起動したい機能をセット。感圧式のため、手袋をしながらでも操作できる。

 二つ目は、カメラセンサの評価団体「DxOMark」のモバイル端末部門で世界最高評価「90スコア」を獲得し、DxOMarkも認めた高いカメラ性能。アウトカメラはF1.7で1200万画素、インカメラはF2.0で1600万画素と、ともに明るいレンズを採用し、暗闇でもきれいな写真を撮影できる。

オート設定で撮影した写真の比較(左:HTC U11、右:iPhone 6s)

 三つ目は、使用者の端末の使い方を学習・蓄積する独自AI「センス・コンパニオン(HTC Sense Companion)」。使用傾向に合わせてアプリを自動的に停止し、バッテリの持ち時間を最適化したり、交通状況を考慮した道案内をしたりと、より効率的に生活できるよう支援する。さらに、音声で操作できる「Google Assistant」を搭載し、日本語版のリリースにあわせ、「Amazon Alexa」も実装予定。「エッジ・センス」と連携し、端末をただ握って話すだけ操作できる。

 また、付属のハイレゾ音源対応イヤホン「HTC U ソニック・ハイレゾ(U Sonic)」は、アクティブ・ノイズキャンセレーション機能に加え、耳の聞こえ方に合わせて音質を調整する自動音響調整を搭載。約10秒という短さで、パーソナライズされた最高の音質を提供する。

HTCのファン向けイベントは大盛況だった

デモ機として展示されていた「HTC U11」(グローバルモデル)

 イベントでは「HTC U11」のグローバルモデルの実機に触ることができ、参加したファンは使い心地を確かめていた。司会を務めたHTC西村啓太シニアマネージャーは「今のスマホはタッチ操作が主流で、端末ごとに大きな差はない。これからは、握るという新たな操作を広めていきたい」と、意欲を示した。



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