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ビジネスマンにオススメの1台! ファーウェイ初の2in1 PC「HUAWEI MateBook」登場



 最近、モバイルPCというと、ノートPCとしてもタブレット端末としても利用できるいわゆる2in1モデルが主流になってきたようだ。この2in1 PC市場に名乗りを上げたのが、スマートフォン/タブレットメーカーのファーウェイだ。

「HUAWEI MateBook」

 ファーウェイ初の2in1 PC「HUAWEI MateBook」は、OSに「Windows 10」を採用。ファーウェイがこれまでスマートフォン、タブレット開発で培ってきた技術を惜しみなく注ぎ込んでいる。

 CPUは第6世代(Skylake-Y世代)のCore M3/M5、メモリ(RAM)は4GB/8GB、ストレージは128GB/256GBのSSDを搭載するモデルを用意。税別価格は6万9800円から。「HUAWEI MateBook」がどのような素性のマシンに仕上がっているかチェックした。

クラス随一の狭額縁ディスプレイ



 「HUAWEI MateBook」のディスプレイサイズは12インチで、解像度は2160×1440ドット。つまり画面解像度は216dpiとなる。製品を持ったときに最初に感じたのは、ベゼルが非常に狭いこと。ベゼルの幅は約10mmとなっており、筐体を持ったときにまるで画像・映像自体を持っているかのような錯覚を覚えたほどだ。ベゼルの幅が狭く、画面に集中できるので、映画やテレビなどの映像コンテンツの鑑賞にも向いているだろう。

ベゼルの幅は約10mmの狭額縁設計。NTSC 85%の広色域、400Nitsの明るさもウリだ

 ちなみに画面占有率でほかのタブレットと比較すると、「HUAWEI MateBook」が84%、「iPad Pro」が76%、「Surface Pro 4」が77%となる。実際に手に持つと数値以上の差を感じるので、ぜひPC売り場などで、これら3製品を持ち比べてみていただきたい。

群を抜いた薄さと軽さ ACアダプタもコンパクト



 薄さと軽さもアドバンテージの一つ。「HUAWEI MateBook」の薄さは6.9mm、重さは640gに対して、「iPad Pro」は薄さ6.9mm、重さ713g、「Surface Pro 4」は薄さ8.4mm、重さ766gと、「HUAWEI MateBook」が最も薄く、軽い。

 ノートPCとして使っているときはそれほど感じなかったが、タブレットとして手に持って電子書籍の雑誌やウェブページを閲覧すると、640gの軽量ボディは非常に快適だった。この軽さなら、通勤時の電車車内でも、片手でしっかりとホールドしてサイトを閲覧できるだろう。重量差は快適度を大きく左右する。ほかのモデルも含め、店頭でさまざまな持ち方、握り方を試して、使い勝手を比べてみていただきたい。

薄いボディには航空機グレードの高品質アルミニウム素材を採用

 「HUAWEI MateBook」は、33.7Whの大容量バッテリと、ファーウェイ独自の節電技術によって、約9時間の連続動作を実現。試用期間中は、外出先で充電する必要はほとんどなかった。とはいえ、出張など、長時間外出する際はACアダプタを持ち歩くことになるだろう。

 「HUAWEI MateBook」のACアダプタは約110gと非常に軽量で、バッグの中に放り込んで持ち歩いても負担になることはない。ACアダプタを持ち歩くことで、いつでも充電できるという安心感はビジネスの現場で心強いことだろう。

「HUAWEI MateBook」のACアダプタ。ケーブルは平形なのでよじれにくい

自然に伸ばした指先の位置に指紋認証センサーを搭載



 持ち歩くことが多いモバイルPCは、セキュリティ面を考慮して生体認証装置を搭載したモデルが増えている。「HUAWEI MateBook」は、Windows 10搭載タブレットPCとしては世界で初めて側面に指紋認証センサーを実装。位置は右側面上部で、ちょうど両手で「HUAWEI MateBook」を掲げたときに、自然に指が置かれる位置に指紋認証センサーを配置する。

 「Surface Pro 4」は前面カメラでロックを解除できるが、カメラ正面に顔が来るように位置調整しなければならない。指が触れさえすれば、どのような姿勢でもロックを解除できる指紋認証センサーのほうが利便性は高いというのが率直な感想だ。

右側面には指紋認証センサーを配置。Windowsのロックをワンタッチで解除可能だ

使い勝手を重視したアクセサリを用意



 充実したアクセサリ群も「HUAWEI MateBook」の魅力の一つだ。クラス最高のキーストローク1.5mmを確保したキーボードカバー「HUAWEI MateBook Keyboard」、筆圧を2048段階で感知してプレゼンコントローラーやレーザーポインターの機能まで備えたスタイラスペン「HUAWEI MatePen」、二つのUSB3.0端子をはじめ、USB Type-C端子/HDMI端子/VGA端子/ギガビットイーサネットポートを搭載する拡張モバイルドック「HUAWEI MateDock」など、豊富なアクセサリを用意する。

キーストローク1.5mmを確保した別売のキーボードカバー

ブラック、ブラウン、オレンジ、ベージュの4色を用意。税別価格は1万4800円

 「HUAWEI MateBook Keyboard」は、会議の議事録や報告書を書くときに活躍するだろう。「HUAWEI MateBook」とは、Bluetoothではなくスプリングコネクタで接続する。有線なら傍受される心配はないので、機密性の高い情報を扱う銀行などでも安心して利用できるわけだ。

「HUAWEI MateBook」と「HUAWEI MateBook Keyboard」は
スプリングコネクタで接続する

 「HUAWEI MatePen」は、PDFファイルに書き込みなどを入れる際に便利だ。2048段階の筆圧検知で、紙への書き心地をリアルに再現。レーザーポインターやスライドのページ送り/戻し機能を備え、ビジネスシーンで活躍する。

別売の「HUAWEI MatePen」。税別価格は7800円

繊細な線が描ける

 「HUAWEI MateDock」は、オフィスのセカンドディスプレイやキーボード、マウスなどとすばやく接続するときに、重宝するだろう。こうしたファーウェイ自身が用意する純正アクセサリは、2in1ならではの「HUAWEI MateBook」の活用の幅を広げる。

別売の「HUAWEI MateDock」。税別価格は9800円

キーボードと同じ、ブラック、ブラウン、オレンジ、ベージュの4色を用意

同時期にコスパ優れるタブレット2製品が登場!



 「HUAWEI MateBook」の発表に先駆けてリリースされた、コストパフォーマンスに優れたAndroidタブレット2機種についても紹介しておこう。

上が10.1インチAndroidタブレット「MediaPad T2 10.0 Pro」、
下が7インチAndroidタブレット「MediaPad T2 7.0 Pro」

 「MediaPad T2 7.0 Pro」は、側面指紋認証センサーを搭載した7インチタブレット。ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアが利用するバンド(周波数帯)をカバーしており、ドコモ、au、ソフトバンク系のSIMカード(MVNO SIMカード)でも利用可能だ。

側面指紋認証センサーをタッチすれば、すぐにロックが解除される。
電源ボタンを押す必要はない

 ディスプレイはLTPS方式で、解像度はフルHDを超える1920×1200ドット。屋外では太陽光下でも明るく視認性を保つように、読書時にはブルーライトをカットして目が疲れないように、動画・写真閲覧時には鮮やかな色調を最大限に活かすように、色味や明るさを自動で最適化する機能を搭載する。

直射日光下で利用しても細かなディテールや色味を判別できるディスプレイ

 「MediaPad T2 10.0 Pro」は、10.1インチのタブレット。モバイルデータ通信機能は搭載していないが、高速なIEEE802.11a/b/g/n/acに対応した無線LAN機能を内蔵する。6660mAhの大容量バッテリを搭載しており、専用ケーブルで接続することでスマートフォンを充電することが可能だ。ディスプレイはIPS方式で、解像度はフルHDを超える1920×1200ドット。画面の分割機能を搭載しており、動画を見ながら、メールを送るといった使い方ができる。

「MediaPad T2 10.0 Pro」の画面分割機能。タブレットならではの画面サイズを活かして、
二つのアプリを快適に利用可能だ

 CPUが「MSM8939」(オクタコア)、メモリ(RAM)が2GB、ストレージ(ROM)が16GB、OSがAndroid5.1/Emotion UI 3.1という基本スペックは共通。カメラは「MediaPad T2 7.0 Pro」がメイン1300画素/イン500万画素、「MediaPad T2 10.0 Pro」がメイン800万画素/イン200万画素と、前者のほうが高画素だ。カラーは「MediaPad T2 7.0 Pro」がホワイト、ブルー、ゴールドの3色、「MediaPad T2 10.0 Pro」がホワイト、ブラックの2色。税別価格は両製品とも2万4980円。

「MediaPad T2 7.0 Pro」はホワイト、ブルー、ゴールドの3色

「MediaPad T2 10.0 Pro」がホワイト、ブラックの2色

 スマートフォンとタブレットの特徴を併せもつファブレットとして外出先で使い倒すなら「MediaPad T2 7.0 Pro」、自宅でじっくりと動画コンテンツなどを鑑賞するなら「MediaPad T2 10.0 Pro」と使い分けてはいかがだろうか?



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