三菱電機、指でなぞると話した言葉が軌跡になる「しゃべり描きUI」
三菱電機は2月9日、世界で初めてタブレットやスマートフォン向けに指でなぞった軌跡に話した言葉を表示できる音声認識表示技術「しゃべり描きUI（ユーザーインターフェース）」を開発したと発表した。
しゃべり描きUIのイメージ
画面の好きな場所を指で長押しして話ながらなぞると、話した言葉がなぞった軌跡に文字として表示される。指先から文字が湧き出るような直感的な操作に加え、文字を書く手間がなく、筆談よりも手軽に会話ができる。
このほか、お絵かきや多言語翻訳など、さまざまな機能を組み合わせることで、手話や外国語ができなくても聴覚障がい者や外国人と円滑なコミュニケーションを取れる。
同社では2016年度中に大学などへ実証実験への協力を呼びかけ、早期の事業化を目指す。
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