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ケイ・オプティコム、格安SIMプランをさらに値下げ、1か月1GBで850円から



 格安SIMやSIMロックフリー端末が、爆発的に普及しはじめている。特に通信キャリアのインフラを借りて音声通信やデータ通信のサービスを提供するMVNO(仮想移動体通信事業者)が急激に増えたことで、格安SIM市場は活性化するとともに競争が激化している。

月額850円の「mineo」

 12月18日、auのネットワークを利用するKDDIバリューイネイブラーが新サービス「UQ mobile」の提供を開始し、この競争に参加した。同じauのネットワークを利用し、6月3日にサービスを開始していたケイ・オプティコムの「mineo(マイネオ)」は、競合の参入を迎え撃とうと、12月18日、料金プランの値下げを発表した。

 ケイ・オプティコム モバイル事業戦略グループの津田和佳グループマネージャーは、「競合各社が1GBプランを廃止し、新料金プランを相次いで導入している。しかし、月のデータ使用容量をみると、1GB以下のユーザーが69%と多い。つまり、2GBプランだと容量を使い切れず、毎月余分に料金を支払っていることになる」と、自社ユーザーの傾向を分析。「『mineo』は1GBプランを残し、さらに事業部の効率化とコストの削減によって値下げする」と、新プランを説明した。

「月のデータ使用量は、7割のユーザーが1GB以下」と説明する津田グループマネージャー

 これまで月額980円だった1GBプランを850円に値下げするほか、2GBプランは1580円から980円へ、3GBプランは4GBに増量して、2330円から1580円へ値下げする。新料金プランの適用は2015年2月1日からで、既存ユーザーは自動的に新料金プランの価格と容量が適用される。また、新料金プランの適用とあわせて、すべてのプランで直近3日間で500MBを超えた場合の通信速度制限を撤廃し、「使いたいときに使いたいだけ」(津田グループマネージャー)使うことができるようにするという。

新料金プラン

 料金プランだけではなく、端末の拡充も進める。これまでハイエンドモデル「AQUOS SERIE SHL25」、ミドルレンジモデル「DIGNO M KYL22」の2ラインアップだったが、エントリモデルの「LUCE KCP01K」を新たに追加し、ユーザーのニーズに合わせて選択できるようにした。新モデルの「LUCE」は12月24日に発売する。このほか、モバイルWi-Fiルータの「Aterm MR03LE」も用意する。

左から、「AQUOS SERIE SHL25」「DIGNO M KYL22」「LUCE KCP01K」

 ユーザーのニーズに合わせて選びやすい料金プランと端末を揃えた「mineo」は、初年度10万件の契約を目指す。11月末時点で、すえに4万件を突破。さらに契約数を伸ばすために、2015年1月にはテレビCMを展開する予定だ。また、12月10日にはSMSオプションの無料提供を開始したほか、来年にはユーザーの交流を目的としたファンサイトの開設や、高速通信のオン/オフを選択でき、好きなときに高速通信容量を使うことができる「ターボ機能」などのサービスを提供し、他社との差異化を図る。



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