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「IFA2014」IFAに登場した注目のヘッドホン――スタンダードからハイレゾ対応まで



【ドイツ・ベルリン発】ドイツも日本と変わらず、スマートフォンとヘッドホンで音楽を楽しむ若年層が増えている。IFA2014でも、若い音楽ファンをひきつけるヘッドホンを数多く展示していた。

IFA会場でもヘッドホンは注目の的

 IFAの会場に並んだヘッドホンからは、大きく分けて二つの傾向が見て取れた。一つはハイレゾ対応の高級モデルだ。ソニーは、リファレンスクラスの「MDR-Z7」に代表されるような、ハイレゾ音源を自宅のオーディオシステムで、あるいはウォークマンの最上位機「NW-ZX1」のようなポータブルオーディオプレーヤーといっしょに持ち歩いて楽しむヘッドホンに力を入れている。再生周波数帯域4Hz~100kHzという広帯域をカバーしたことが大きな特徴だ。

賑わうソニーのヘッドホンブース

 ラインアップは「Z7」のほかにも、ハイエンドクラスの新しい定番になりそうな「MDR-1A」、本機にUSB-DAC機能を内蔵した「MDR-1ADAC」などがある。日本市場への投入が待ち遠しいところだ。

ハイレゾ対応のヘッドホン「MDR-Z7」とヘッドホンアンプ「PHA-3AC」。右はハイエンドの新定番「MDR-1A」

 パナソニックもハイレゾ対応をうたうヘッドホンを用意した。「RP-HD10」は、50mm口径のドライバと密閉型ハウジングを搭載したオーバーヘッドタイプのヘッドホン。4Hz~50kHzの帯域をカバーする。ブラックのアルミきょう体を採用したシンプルでスタイリッシュなデザインだ。日本での発売時期は、IFAでは明らかにされなかった。

パナソニックが発表したハイレゾ対応ヘッドホン「RP-HD10」

 もう一つの傾向は、感性を刺激するファッションアイテムとしてのヘッドホンに新しい動きがみられたこと。低域再生の強化であったり、人気アーティストとのコラボであったり、若い音楽ファンの好みに合わせた特徴をアピールする製品は数多くあるが、デザインに加えて高音質を追求し、手頃な価格でいい音と触れ合うことができるタッチポイントとしてのヘッドホンの役割を高めた製品も登場している。ゼンハイザーの「URBANITE(アーバナイト)」は、その好例だ。

ゼンハイザーの「URBANITE」

 「URBANITE」の再生周波数帯域は16Hz~22kHz。本体にステンレスやアルミ、ベロアなど、質感の高い素材を惜しみなく使いながら、価格は179ユーロに抑えている。

 ゼンハイザーは、このほかインイヤータイプの新製品「MOMENTUM In-Ear」も発表した。世界の注目を集める「MOMENTUMシリーズ」にとって初のイヤホンとなる本機の価格も99ユーロ。iPhoneに付属するイヤホンからのステップアップを図るには無理のない価格だろう。

ゼンハイザーの「MOMENTUM In-Ear」

 スウェーデンのストックホルムに本社を置くアーバンイヤーズは、カラフルでユニークなヘッドホンのラインアップを揃えている。IFAには、ユニークな発想の新製品「PLATTAN ADV」を出品した。本体左右両側のハウジング下部にケーブルの入力端子を設けて、2台のヘッドホンをケーブルでつないで「ペアリスニング」が楽しめる。3台、4台と複数のヘッドホンをチェーンのようにつなぐこともできる。(オーディオ・ビジュアルライター 山本 敦)

アーバンイヤーズのヘッドホンは仲間と「ペアリスニング」ができる




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